【飲み物調査②】寝酒はNG?ホットミルクは本当に効果がある?気になる噂を解明する

前回の飲み物調査の際にアルコールなど他の飲み物のことも書きたかったのですが、カフェインだけで結構長くなってしまったので分割しました。

今回は、

  • 寝酒は身体に良くないって本当?
  • ホットミルクは本当に安眠できる?

以上の2本立てです!

カフェインと違ってこの2つは明確な根拠がないというか、ちょっと民間療法っぽい側面がありますよね。
アルコールについては養命酒とかもありますし、本当は良いのかも…?と思ったり。

そもそも寝酒とは何ぞや?寝酒の定義とメリット・デメリット

寝酒とはその名の通り寝る前にアルコールを摂取することです。
晩酌というのもありますが、これは寝酒より時間帯が早く、夕方や夕食時にお酒を飲むことなので、似ているようですが少し意味が違いますね。

まぁ、この辺り全部ナショジオの受け売りなので、詳しく知りたい人はリンク先読んでみてくださいね。

第44回 寝酒がダメな理由
「百薬の長」から「史上最悪の合法ドラッグ」まで、酒ほど毀誉褒貶の激しい嗜好品もないだろう。では、睡眠にとって酒とは吉か凶か? 答えは至ってシンプルだ。

寝酒のメリット

  • 不眠の原因に関係なくアルコールの効果で眠くなる
  • ストレス解消・リラックス

お酒が好きだから飲むんだ!という人は寝酒より晩酌派だと思います。
もちろん晩酌してるうちにそのまま眠くなって、気付いたら寝ていたという人もいるかとは思いますが。

寝酒に走る人は明らかに不眠解消目的なんですよね。
アルコールを飲むと心身の緊張がほぐれるので自動的に眠くなります。
うつ病などの精神疾患が原因で不眠だという人も、睡眠薬は効かなくてもアルコールで良い気分になると眠れるようになることがあります。

しかしここで「睡眠薬より効果あるなんて寝酒最高じゃん!」とはならないで欲しいです。
寝酒のメリットはまやかしにしかすぎないのですから…。

寝酒のデメリット

  • 睡眠の質は低下する
  • アルコール依存症を引き起こす
  • 肝機能障害など病気にかかりやすくなる

アルコールでの睡眠はノンレム睡眠を誘発し、レム睡眠を減少させます。
レム睡眠・ノンレム睡眠についておさらいすると、レム睡眠は脳が覚醒している浅い眠り、ノンレム睡眠は脳が休息している深い眠りです。

深く眠れるなら良いじゃないかと思うかもしれませんが、レム睡眠・ノンレム睡眠はバランスよく発現しなくては意味がありません。
レム睡眠は脳の休息にはなりませんが、日々の記憶を整理するために必要不可欠です。
レム睡眠がなくノンレム睡眠だけになってしまうと、それは睡眠というよりも脳が働きを放棄しただけ…気絶や失神と同じようなものです。

また、寝酒をする人の中には「睡眠薬が怖いから、まだマシそうなアルコールを飲む」という人がいます。
しかしこれも誤った考えで、アルコールの依存性は睡眠薬の比ではありません。

アルコールがないと眠れないとなると、それはもう立派なアルコール依存症なんですよね。
耐性がついてどんどん飲む量や度数も増していきますし、そうなると様々な病気の発症リスクもぐっと上昇します。
睡眠薬は病院が処方するのでまだ管理されている状態ですが、お酒は自分で好きなだけ購入できてしまうので尚更厄介です。

私はアルコール依存症というといつも赤塚不二夫さんを真っ先に思い出します。
あんなに歳能のある人をもダメにしてしまうのですから、やはりアルコールは怖いですよ。

養命酒は…?

養命酒は一般的なお酒とは違い薬酒と呼ばれるものです。
ドラッグストアなどでは第2種医薬品として販売されていますね。

養命酒を飲む人は健康のために飲んでいるので、眠れないから寝酒する人とは根本的に方向性が異なります。
「眠れないから養命酒の量増やすぜー」って人がいればヤバいですが、毎日既定の量を飲んでいるのであれば依存のリスクは低いでしょう。
そもそも養命酒って結構値段も高いので、そういう人は養命酒辞めて市販の安酒に走ると思いますが。

ホットミルクで快眠は都市伝説!むしろ逆効果かも!?

ホットミルクで眠れるなんていったい誰が言い出したんでしょうね?
しかも、牛乳じゃなくてわざわざ温めるなんて手が込んでる分信憑性が高いんじゃないかと錯覚してしまいますよ!

これ、昔は本当に信じられていたのかもしれませんが、現在では無意味だということが証明されています。
場合によっては逆に眠りを妨げることにもなりかねません。

眠れる噂は成分のせい?

牛乳に含まれるアミノ酸やトリプトファン、これは睡眠ホルモンであるメラトニンの原料になります。
ただし、ホットミルクを就寝前に飲んでも、メラトニンが生成されるまでは半日以上かかります。
これならわざわざ寝る前に飲まなくても良いですよね…。

睡眠前の飲み物は睡眠の質を低下させる

私はこれまで「寝る3時間前には晩ご飯を済ませろ」と提唱してきています。
それは、消化器官が活発に働くと脳が休まらず睡眠の妨げになってしまうからです。

これは食べ物だけでなく飲み物の場合も同じなんですよ。
固形物よりはまだ消化されやすいですが、それでも睡眠の直前に摂取するというのはいかがなものか。

身体を温めるのは確かに良いが…

身体が冷えると眠り辛くなります。
なので、ホットミルクなどの温かい飲み物で身体を温めるというのも1つの方法ではあるんですよね。

ただ、寝る前に飲み物を飲むと、寝てる間にトイレに行きたくなったりしませんか?
これは中途覚醒を促すのであまり良くないですね…。

それなら毛布かけるとかゆたんぽ使うとか、もっといくらでも方法があるんですよ。
牛乳温めるくらいなら、ゆたんぽのお湯用意できるじゃないですか。

そもそも入浴の時間を調整して身体が冷え過ぎる前に布団に入れば済む話なので、ホットミルクのことは忘れましょう。

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